ブラック企業での出来事5
一社目のブラック企業での出来ことは今回で終わりである。
人物説明
A: プロジェクトの責任者
B: プロジェクトの責任者補佐
C: 経営者
12月
仕事を取り上げられる…
洗脳報告書の進捗が悪いので、少しやりがいを見出していた仕事を取り上げられた。
そして、洗脳報告書だけに専念しろとお達しが…
詰め詰めの日々
とにかくAに毎日詰めれた。
ほぼ毎日会議室を取るように言われ、洗脳報告書の検討会という名の人格否定が4~5時間あった。
毎日、朝から晩まで洗脳報告書を書き、夕方から検討会がある。
毎日、毎日、狭い会議室で4~5時間人格否定をされる。
僕の文章の「文字に責任がない。」、「この改行や空白の意図は?」から「社会としての責任感がない」などの言葉を心がボキボキに折れるまで何度も何度も言われ続けた。
取調室で拷問を受けるのと同じである。
そして退職の申し出
「病院からもう仕事続けるのは無理ですね。というかそんな会社一刻も早く辞めるべきです。」と言われた。
そして意を決して申し出た。
結果、3度話をしました
1度目の申し出
Aに話すと、「今すぐ会社から出ていけ、12月の給料も払わない。寮からも今すぐ出ていけと」言われ、脅される…
A「そんなまともな能力もない君を雇ってくれる会社はあるの?辞めるなら3年は働けよ!」そういわれた…
A「そしたら、一人前にエンジニアとしてやっていけるぞ」とも言われた。
今考えると真っ赤な嘘である。
いや…正しくは、嘘じゃない…
SIerのエンジニア(SE)としては、十分かもしれないが、僕がやりたいことは違う…
と心の中で思っていたが、言えず、家も貯金も収入もない中、断念せざる負えないことに…
今になって考えると、おかしな話である。
というか、今すぐ出ていけの場合、即日解雇になるので、退職金でるじゃないかと思ったり…
2度目の申し出
A,Bに金曜の検討会の際に、「お前は人としてダメだから、土日で人格なおして来い!」と言われた。
で、人格を治すのが不可能なので、頑張って僕はダメ人間だと説得し、もう治せないので二度目の退職を申し出た。
すると、Aからそんだけ理詰めができるから、「お前はできる!」と手のひらを返され、丸め込まれた。
3度目の申し出
それでも嫌で、三度目の申し出をしたところ、大丈夫だからと言われ続けた。
医者から辞めろと言われたことを伝えても、そんな時期誰にでもあると言われた。
そして、思った。
洗脳報告書を書き上げて安心したところで飛ぼう!
そして、洗脳報告書を書かきあげ、連絡を絶つ…
連絡を絶つ決意
「洗脳報告書を書き上げて安心したところで飛ぼう!」と書いたが、そんなに簡単ではない…
とにかく怖かった。
毎日不安に駆られて、血便がとまらなかった…
毎日深夜に、荷造りをし、コンビニまで荷物を運び何度も小分けにして実家に荷物を郵送した。
家具は、土日ですべて売った。
飛ぶ、前も友人の方に片っ端から励ましもらった。
ちなみ前日に寝て朝起きたら、体が自然にスーツを着て準備をしてしまうと思った。
そこで院時代の友人に付き合ってもらい、明け方まで付き合ってもらい、明け方に寝るという状況を作ってもらい、頑張って決意をした。
そして、起きると昼だった。
もう決心は着いた。
寮だったので、カギをいつ開けれるかわからないので、着替えを持ち2~3日逃げた。
ちなみに安否確認のために連絡が途絶えた寮生は部屋をスペアキーを渡され部屋を勝手に開けられるという風習があったので、逃げた。(過去に自殺があったからだということを噂で聞いた)
そしてやっと辞められた…
余談
詰め詰めの日々に入りストレスがmaxだったのか、飯が何も入らなくなり、84kgの体重ももとの70kgまでひと月余りで戻った…
1月
実家に帰った。
実家に会社からお宅の息子さんどんな育てかたしているですかというお手紙が仰々しく届いた。
そして手紙の内容からだと、僕が上司に相談もなしに勝手にプロジェクト投げて逃げたことになっていた。(逃げたことには変わりないが、仕事は全部取り上げられていたし、上司には何度も相談したわ…)
離職票は、なかなか送られてこず、苦労した…
ちなみに友人のつてで住み込みのバイトをできることになったので、関東に戻ることにした。
そして、転職活動を始めたわけである…
総括
実は、書くとまずいことは、まだたくさんあった。
だが書くと元同期を傷つける結果となるかもしれないので書けない…
さらに、その会社が反社会的勢力とも繋がっていると噂で聞いたので、怖いので伏せさせてもらう…
でも僕は、この恨みをたぶん一生忘れないだろう。
上司のやっていることは、犯罪者と同じだと思うし、会社の経営者は、A級戦犯と同じだと思う。
恐らく、何百人何千人(離職率から千はいっているんじゃないかな?)もこの会社のせいで、鬱になったり、自殺を考えたりと人生を狂わされただろうと思う。
だが結果…
良かったこともある。
- 社会人としての動き方が学べた。
- いざという時の動き方が身についた。
- 礼儀作法は特によかった。
- 人生の新しい選択肢を選ぶことができた。
何だかんだぼろ糞書いているが、僕ができないことが多すぎたのも事実だし…
それから一年後の現状も似たようなものなので、先天的に僕は社会不適合者だと思う。
だが、こんな会社潰れろと何万回も思って、今でも思い続けているが…
でも、社会から必要とされているから残っているのだ!
これは紛れもない事実だと思う。
正直、両親に送られてきた手紙の内容も世間に曝して会社を潰してしまいたい…
だが、僕はそこまで会社を潰すことに労力も割きたくないし、責任も負えない…
なので、これはただの根も葉もない愚痴で終わらせてください。
何度も日記で書いてますが…
ただただ、共感してほしいから書いてます。
最後に僕の結論を書きます。
僕の結論
「ブラック企業で働くのは臨死体験と同じ!」経験したら価値観やレベルは上がるが…
しないほうがマシだし…
もしそれで死んでしまったらもともこもない…
これが最終的結論です。