ブラック企業での出来事3
配属されて(6月)
当時、僕が在籍していた会社では、配属が普通の会社よりひと月早かった。
恐らく理由は、他のパートナーや下請け会社の新人より実務経験を多く積ませて、できる人というイメージを持たせるためだろう。
配属プロジェクトは、何かしら問題になりそうなので書かないが、システムの保守運用プロジェクトに回された。
僕在籍している会社のパートナー会社の新人とも合わせて3人で配属された。
配属プロジェクトは大きく分けて二つに分かれており、僕は片方のプロジェクトに一人で配属された。
配属当初は、上が忙しく、さらに回す仕事がなく。
すぐにもう一方のプロジェクトに回されることになった。
ただ、その一方のプロジェクトはセキュリティーが厳しく、オフィスに入るのに承認に一月かかると言われ、6月は宙ぶらりんの期間となった。
ただ、それでも洗脳報告書をせかされたり、業務の内容も誰も教えてくれないという状態で、定時帰りなどは一度もなく、早くて20時、遅くて23時といった生活だった。
兎に角きつかった内容が毎日の日報で、日報を上司にレビューを受け何度も手直しする。
という作業ばかりやらされた。
今考えると無駄の極みである。
ちなみにだが、もちろん残業代はでない!!!!
仕事内容
SEと聞いて世の人たちは、「システムエンジニア」→「パソコンのエンジニア」→「プログラミング」という考えの人が多く、SIerの人はプログラミングをしているというのが世間の一般的イメージだろう。
それは、間違えである。
SIerの人はごく一部しかコーディング(プログラミング)をしない。
プログラミングをバリバリ書くのはWeb系よりの人たちだ。
SIerでも最下層の工程や社内で閉じているプロジェクト、社内開発を行っている企業などはコーディングをする。
だが、僕のいるプロジェクトは、保守・運用。
コーディングは機能追加の時しかない…
それ以外はほぼテスト、実際僕の在籍中の報告書以外や日報以外の仕事内容は8割がテストだった。
テストというのは、書けば長くなるので書かないが。
システムがしっかり動いるか確かめる、ゲーム会社などでいうところのデバッグプレーである。
7月から
ようやくもう一方のオフィスの承認おり、正式にもう一方のプロジェクトに配属された。
テストの日々、6月からもだが、ほぼ毎日テストだった。
- 毎日同じことのくりかえし、頭が痛くなる作業
- 更に意味不明なテストケース(テストの仕様書)
で頭が痛くなっていった。
この日記で散々書いているが、昔から単純作業が苦手で、
- スピードが遅い
- ミスが多い
- テストの概要が理解できない
といったことが多かった。
さらに、気絶するのように仕事中に寝てしまう。
ということがあり心療内科を受診した。(詳しくは、今の僕の現状と発達障害について - 窓際日記)
ということがあり、まわりに呆れられ始めていた。
また、新人研修の一件で会社の社員に敵意を持っていたため、基本会社の人と飲みに行くことをあまりしなかった。
会社の方針が技術よりも人付き合いで、
- 上司を飲みに誘わないとキレられる。
- 飲み会で仕事の話をしないとキレられる。
ということや業務改善が全く見られず、OJTの上司に毎日のように日報でキレられた。
キレている最中も、睡魔がとまらず
対策の欄に睡魔がとまらないのでどうにもならないと半ばキレ気味に書いたところ
OJT担当に完全に見捨てられた。